こんにちは。
山本です。
性能向上リノベの会 会員向けの実践研修
リノベ構造塾。
午前中の座学から引き続き
一般診断法を実際の建物で実践研修。
築45年木造住宅を利用して行われました。
研修用建物なので
小屋裏や一部筋交いが分かるようになっています。
内外部のチェックポイントと判断基準について、
筋交いの位置や接合について、金物の劣化や接合がされているか等々
判断ポイントを教えていただきました。
実際は壁も天井も塞がっている状態なので
実際は簡単にはいきませんが、小屋裏から床下から判断していきます。
床下にも潜って、白蟻被害に合っている部分を確認。
白蟻被害がみられた場所
狭い空間の中で、調査をしていくことは
連携をはかり確実な調査が必要です。
写真では分かりづらいですが、外壁の膨らみも見られます。
基礎の状態も確認しました。
基礎に鉄筋が入っているかいないか、
ひび割れが生じているか。
また、シュミットハンマーを使用して基礎の強度測定。
コンクリートに打撃を与え、
返って来た衝撃の強さをはかることで
基礎強度をはかります。
ひと通りの建物での研修を終えて
耐震診断の入力基礎を学びました。
新人研修用にもなる内容でしたので、
初歩的なことから始まり、
改めて基本的なことを学び直しました。
性能向上リノベの会の会員が集まり、
さまざまな事を共有しあえるよい機会になりました。
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性能向上リノベーションとは
中古住宅における間取りの変更や内外装の刷新、設備の更新・改修に加え、
断熱性能と耐震性能の向上を伴う改修を施した住まいです。
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LIXILメンバーズコンテスト2022 リフォーム部門敢闘賞いただきました