こんにちは、藤枝支店の小森教安です。本年もよろしくお願い致します。本日より仕事始めになります。リビングディーと【私のHistory11】CADCAM昭和58年頃三島のマイホームセンターから再度本社に戻った時先代の山本社長から”小森、CADCAMって知ってるか?”と突然の質問。私が学生の時、コンピューターを扱っていた事を知っていた事からの質問でした。コンピューターによる設計と製造ぐらいしかわからず、どのようにコンピューターが手助けをするのかは、全くわかりませんでした。住宅設計で言えば、平面図、立面図でしたが、それに加わる立体図が描けるようになるのです。数日後、”東京へ行くぞ!”と社長からです。日本電気・IBM・富士通・日本ユニバックへCADを見に行く事になりました。当時の山本社長・大原所長・中村設計事務所とぺいぺいの私。黒の日産プレジデントを私(25歳)が運転していざ東京へ。緊張したなー訪問する企業の下調べをしてソフト開発が1次元・2次元・2.5次元・3次元なのか?IBM等は2.5次元まで進んでいてキャダム(ロッキード社)と言って飛行機の曲線まで描けるものと説明されました。日本ユニバックは、3次元まで進んでいて建物をどこで切っても中身が見える。しかも見積もりまで対応。凄いなー びっくりです。作図はプロッターですが初めて見ます。目に留まらない程早く、パースがとても綺麗でした。初めて見る光景でびっくりするばかり。現在では、たいした事なく使い物になりませんが、当日は、とてもとても凄いものでした。昭和58年頃のお話です。日本ユニバック(現在ユニシス)は、ワイヤーフレームでもなく、サーフェスでもなく、ソリッド(中身のある)で出来上がっている事でこの会社にすることに決定しました。新社屋本社も3階建てとなりコンピューター室も作り下の写真のように近代的なシステムの始まりとなりました。しばらく、CADに専念しましたが再度、営業へ戻りました。これからも、皆様の知らない時代のお話を続けていきますね。スタッフ 小森教安https://www.livingd.jp/event/2023/11/26/post-45025/