こんにちは☺
先日、夏休みに入った娘と一緒に、
六本木ヒルズ・森美術館で開催中の「ロン・ミュエク展」へ行ってきました。
ロン・ミュエクは、オーストラリア出身の現代美術作家。
人間をモチーフにした作品を、
リアルな質感で表現することで世界的に知られています。
ただ本物そっくりなだけではなく、大きさを大小極端に変えたり、
あえて目線を合わせない人物を制作することで、
見る人それぞれにさまざまな感情や想像を呼び起こします。
実際に作品を目の前にすると、
しっとりとした肌の質感だけでなく
髪の毛、毛穴、血管、しわまで細かく再現されていて、
その精巧さに思わず見入ってしまいました。
そして印象的だったのは、作品たちの表情。
どの人物もどこか物思いにふけっていたり、虚ろげで
こちらを見つめることはありません。
「何を想うのだろう」と、想像が膨らみます。
自分が目の前の人物に向き合うような、
そんな不思議な感覚になりました。
展示の後半には、作品が完成するまでの
制作過程を紹介した映像も上映されていました。
型を取り、樹脂を使って肌を再現し、削ったり、組み立てたり。
目を作り、髪の毛を一本一本植え込んでいく…。
想像以上に大変な工程を経て作品が生まれていることを知り、
その圧倒的な技術とこだわりを知ることができました。
リアルだからこそ生まれる違和感。
人間らしさを感じる表情、静かで大きな存在感。
作品を見るだけでなく、自分自身の感情や
価値観とも向き合えるような、印象深い展覧会でした。
最後の“マス”は圧巻です。
夏休みのお出かけ先としてもおすすめです◎
気になる方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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