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【樹木のヒトリゴト】香川県に行ってきました!【豊島編】

約3分

こんにちは!サイプレスです。
香川旅行記最終回です~


女木島・男木島を巡った次の日は豊島を訪れました。
朝早くの電車に乗って高松築港へ。



今回のフェリーは「まりんなっちゃん」。
意外と小さいサイズでした。



豊島ではバスでの移動だったのですが、普段車移動のためバスに乗り慣れておらず、スムーズに移動できるかとても心配でした。
しかし、スタッフの方が誘導してくださったので一度も失敗することなく乗ることができました!


点在するアート作品を観ながら、豊島の風景も堪能しました。
こちらは「唐櫃の清水」。
豊島の中央にそびえる壇山のふもとの唐櫃岡に、豊富で清らかな水が湧き出ていることからそう呼ばれているのだそう。
今は生活用水やかんがい用水としても利用されており、豊島の人々には欠かせない水源です。



 


ゆとりをもった旅にする、と心に決めていたのにもかかわらず、一つの作品が見たいがために傾斜のきつい山道も歩きました。



大変でしたが、緑の中を進んでいくと吸い込む空気が澄んでいてとても心地よく感じました。



まんまるのどんぐりがいたるところに落ちていて、まだまだ暑かったですが少し秋を感じました。



 


心に残った作品を少しご紹介。
こちらは、九州とダ―ヴィンに先祖を持つジェナ・リー氏の「再び言葉に満ちた部屋」というインスタレーション作品。
「アボリジニの言葉と地名」という本のページを素材として制作されています。
本来オーストラリアには250以上の異なるアボリジニの言語と850以上の方言があったとされているのですが、この本ではグループや地名を挙げずすべて一つの言語として推定されているのだそう。
この本のページを燃やし(火)、融かし(水)、裂く(風)ことで、言葉を生きた形に戻すことを表現しています。





かつて家族が住んでいた民家を使用し、再びこの部屋に暖かさ、会話、言葉を取り戻すことを試みているのだそうです。


次に、こちらは塩田千春氏の「線の記憶」という作品。
豊島の人々が 「もういらないけれど捨てられない大切なもの」だと言ってみせた素麺の製造機を赤い糸で空間ごと編み込んでいます。
この土地で受け継がれる生活や土地の記憶を、そこに住む人々の言葉や大切なものを通して残しているのだそう。





天井が見えなくなるくらい糸が紡がれていて、圧巻の景色でした。
この素麺の機械からぶわっと広がっているようにも見えました。
少し怖さのある塩田千春さんの作品が、私はとても好きです。


この作品のある庭の井戸の近くに可愛らしい小さなアートが。
誰が作ったのかはわかりませんが、見つけられたことがなんだか嬉しかったです。



 


高松に戻り、お腹が空いていたのでこの旅2回目のうどん!
おでん付き!



 


今回も長々と失礼いたしました。
香川の旅、いかがでしたでしょうか。
出会った方々皆さん優しい方ばかりでしたし、素敵な場所がたくさんありますので、ぜひ訪れてみてください!



 


次回は12/18(木)更新予定です!
お楽しみに~〇

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