現在、富士吉田市で開催している完成見学会。
前回のブログでは、暑い時期だからこそ体感していただきたい「夏の室内環境」についてご紹介しました。
今回はその続編です。
せっかく完成した建物がありますので、
「ある日の一瞬だけではなく、何日か測り続けたらどうなるんだろう?」
ということで、1階と2階に温湿度計を置いて実測を続けています。
今回の測定条件
1階:10帖用エアコン/冷房27℃設定
2階:6帖用エアコン/冷房28℃設定
換気:マーベックス「澄家」24時間運転
シーリングファン:設置なし
※掲載数値は卓上温湿度計による測定時の実測値です。
今回注目したのは、
1階と2階の温度差。
吹抜けのある住まいをご検討されている方には、特に気になるところではないでしょうか。
外気温が変わっても、上下階はどうなる?
測定期間中は、外気温がおおむね27~30℃。
時間帯や天候によって外の環境も変化します。
そんな中で、1階と2階の温湿度を確認してみると、上下階の温度差がとても小さい状態で推移していました。
そして8月11日12時30分。
外気温は30℃。
実際の温湿度計を見てみると――
1階 24.0℃・湿度58%
そして、そのまま2階へ。
2階 23.9℃・湿度58%
その差は、
わずか【0.1℃】!
こちらの家では、シーリングファンは設置していません。それでも温度差がほぼないという結果に。
もちろん、この0.1℃という数字だけを取り上げて「いつでも家中が同じ温度になる」という意味ではありません。
住宅の室温は、外気温や日射、時間帯などによって常に変化しています。
だからこそ、今回は1回の測定だけで判断せず、継続して測っています。
別の日にも測ってみました。
例えば、外気温29℃だった日の午後。
1階 24.1℃・61%
2階 23.6℃・60%
上下階の温度差は0.5℃でした。
また別の外気温30℃の日には、
1階 23.3℃・61%
2階 23.9℃・60%
このときの温度差は0.6℃。
測定する時間や外気温によって室温は動いています。
それでも今回測定した範囲では、1階と2階が大きく離れずに推移していることが分かってきました。
数字以上に確かめてほしいこと。
ここまで数字をご紹介しましたが、実は完成見学会で一番試していただきたいのは、温湿度計を見ることではありません。
まず、数字を見ずに1階で過ごしてみてください。
そして、そのまま階段を上がって2階へ。
その瞬間にどう感じるでしょうか?
「2階に来たら暑くなった」
と感じるのか。
それとも、
「あまり変わらない」
と感じるのか。
そのあとで、1階と2階の温湿度計を見てみてください。
< 体感してから、数字を見る。>
これが今回の見学会で、ぜひやっていただきたいことの一つです。
実測はまだ続けます。
今回ご紹介したのは、完成見学会期間中に測定したデータの一部です。
これからも外気温と一緒に、
1階の温度・湿度
2階の温度・湿度
を継続して記録していきます。
さらに、もう一つ測っているものがあります。
< 電気使用量 >です。
エアコンや換気を動かし続けて、この室内環境をつくるために、実際どのくらいの電気を使っているのか。
そして太陽光が発電している昼と、発電しない夜ではどう違うのか。
こちらも現在、実測中です。
結果がまとまりましたら、次回の実測レポートでご紹介したいと思います。
富士吉田市 完成見学会開催中です。
ぜひ数字を見るだけではなく、1階から2階まで歩いて、この時期だからこそ分かる住み心地をご体感ください。







