最近はDIYをしていないので活躍をしていない木工道具達。
道具と言っても乱雑に扱っても大丈夫な物から意外と繊細な物まで様々です。
繊細な道具の筆頭は台鉋。他にはノミ等の刃物系が当てはまります。
今はプラスチック系の道具が増えていますから、手の掛からないものですが、
刃物や木製の道具は放っておくと錆びたり割れたりするので、手入れが必要です。
という事で、手元にある木工具をお手入れ。玄能しかなかった。
まあ随分手入れしてないし、カサカサに乾いているので良いタイミングかも
しれません。
手入れに使うのは椿油。これは昔から刃物の保存や木部のひび割れ防止に使われて
いる物です。汚れをよく除去してから布きれ等で塗布。
木部の色味が幾分濃くなり、艶が出ました。出来れば数回塗り重ね、染み込ませると
良いです。他にもプラスドライバーと鍋の取っ手があったので、こちらも塗布。
鍋の取っ手は水で洗われまくって白っぽくなっていましたが、本来の色を取り戻した
様です。
椿油は、塗膜を作る塗料ではなく、水分の代わりに油を含浸させて保存するタイプです。
反ったり割れたりを予防出来ます。
樹脂の抜けた木製道具にはうってつけのお手入れ道具。
ホームセンター等で売っています。おすすめです。
設計の遠藤でした。