「ISO9001」に適応した品質マネジメントシステム により確立しています。
そして、それを文書化し、実施し、かつ、その有効性を継続的に改善をおこない組織内において、
プロセスを明確にすることで維持をします。
2000年11月に認証機関より認証取得 してから、ちょうど10年目。
年2回の社内による内部監査による改善と年1回の外部機関による監査により
お客様のニーズや社会情勢、法改正に柔軟に対応し、いわゆる「社内品質マニュアル」
の改善をおこなっています。
社長が経営責任者として【経営理念】に基づき【品質方針】を定めます。
【経営理念】
「第一建設は地域社会お客様に、住まいづくりを通してお客様の期待を超えて
感謝感動感激される幸福の城の創造集団として貢献します。」
品質マニュアル内の
【品質方針】
「当社は常に法令を遵守し、安全と顧客満足を目的とした住宅を提供し
お客様の信頼に応え、地域社会にも貢献します。」
ちなみに認証から8年間はこのような品質方針でした。
「当社が保有する固有の工法及び技術を駆使し、常に品質向上の継続的改善
を行い、顧客満足を目的とした住宅を提供します。」
法令遵守と地域貢献を盛り込みバージョンアップしました。
経営理念と品質方針は、毎日朝礼で唱和、頭と体に染み込んでいます。

各部門、社員は品質方針に照らし業務を行ない、適切で無くなれば
改善をおこなう仕組みです。

品質基準を守るための細かい手順が定められています。
もちろん10年前から毎年改定されてきました。

下の写真は1プロジェクトのお客様「品質記録」。
文書や記録の管理規定に基づき書類の綴じ込み方まで規定があります。
ISO導入以前は、社員により文書管理がばらばらでありました。
1プロジェクトごと品質計画書を作成します。

その中身の一部
設計者が作成し管理する「設計品質計画書」
設計方針、法規適合、お客様の要求事項を記録照らし合わせ
責任者のチェックが入ります。

建築では、設計図面がとても大事なものですが、その元となる打ち合わせの記録
が一番大事です。

「工事施工計画書」に基づく工程内検査
検査履歴がわかります。

文書記録は厚いファイル2冊以上に。
長期保管のルールも定められています。


最後に電子化保存されます。
担当社員が配転、退職となっても1邸ごと履歴が誰が見てもわかるようになっています。
完成後のアフターメンテ・点検履歴も同様。
「品質保証を含んだ、顧客満足の向上を目指すための国際規格」
ISO9001基準適合の認証企業として品質基準を定めていくことで、
社員が行うプロセスが明確になり、高品質の住まいやサービスがお届けできるのでは
ないかと、実施しています。
第一建設の品質基準の一部でした。
後藤