最近、日中は春めいた暖かさになって来ましたが、
朝晩はまだまだ暖房したい気候ですね。
我が家では、冬~春のエアコン暖房をする期間は、
リビングと寝室で2台の加湿器を24時間稼働しています。
ところが、今月加湿器が一台故障してしまい、加湿器一台で頑張っていますが、
ちょっと加湿不足の感じです・・・
そこで、『絶対湿度』が測定できる『みはりん坊W』を購入して測定しました!
一般的に湿度と言えば、<相対湿度>をイメージしますよね。
同じ湿度50%でも、気温が違えば水蒸気の量が変わります。
一方、『絶対湿度』とは、縦横高さ1メートルの空間(㎥)に含まれる水蒸気量の重さが何グラムかを示しています。
つまり、絶対湿度は空気中に含まれる【水蒸気自体の量】を表しています。
仮に、今日の気温が30℃相対湿度50%だとすると、絶対湿度は15.2g/㎥となります。
もし、相対湿度が50%のままでも気温が15℃に下がると、
空気中に含まれる水蒸気の量、絶対湿度は6.4g/㎥にまで下がります。
(参考)絶対湿度とインフルエンザの関係 :宮城県医師会より
~7g/㎥ :より起こりやすい
7~11g/㎥ :流行しやすい
11~g/㎥ :流行しにくい
(右:みはりん坊W 左:今まで使っていた温湿度計)
昨晩の我が家のリビングは、
室温24.9℃ <相対湿度>42% 『絶対湿度』9.7g/㎥ でした。
(目標の相対湿度50%に満たない状態です・・・)
我が家では、入浴後の奥さんと娘が寒くないように、冬場のリビング室温を24℃~25℃になるように
エアコン暖房をして生活しています。
仮に、室温18℃で生活する場合、インフルエンザが流行しにくい『絶対湿度』11.6g/㎥を保つためには、
<相対湿度>は75%必要になります。
(室温18℃、相対湿度50%では、絶対湿度は7.7g/㎥)
絶対湿度早見表から、室温25℃の場合、『絶対湿度』11.5g/㎥(流行しにくい)の水蒸気量にするためには、
<相対湿度>50%となりますので、我が家の室温設定と、目標50%の<相対湿度>は正解のようです。
今年の冬は、小屋裏収納に眠っている象印の加熱式加湿器を出すか?
(加熱式加湿器はお手入れは簡単で衛生的ですが、電気代がかかることがデメリット)
昨年購入したPanasonicの気化式加湿器を買い足すか?
(お手入れ箇所がシンプルで簡単ですが、寝室で強運転すると音が気になります)
はたまた、新しい加湿器探しの旅にでるか?
悩ましいーーーー
デザイン設計室 實石
(画像・資料・文などウェザーニュースより引用)