一昨年、山梨県でお引き渡しをした
オーナーTさま邸をご紹介いたします。
今回は、その暮らしぶりをご紹介する番外編記事です。
訪問したのは1月末でしたが、
それより前にお施主さまが
室温データをまとめてくださったので、
今回はそのデータをもとにした
番外編をお届けします。
2023年12月のデータです
■日付:2023/12/23
■時間:朝4時
■外気温:−8℃
■エアコン:2台稼働(自動運転)
エアコンのあるお部屋(2Fリビング・1F寝室)は20℃台、
それ以外のお部屋も16℃以上の室温をキープしています。
そして壁の表面温度はこちら↓
暖かい空気は上昇するため、
2階の方がやや高めですが、
どの壁もほぼ均一の表面温度を保っており、
全体的に温かさが感じられます。
(Tさま、わかりやすい資料をありがとうございます!)
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「壁の温度が一定だと何が良いの?」
と思われる方もいるかもしれませんが、
私たちが感じる温度(体感温度)は、
「①空気の温度(室温)」
「②表面温度(壁・窓・天井・床)」
に大きく影響されます。
冬にエアコンをつけても
「顔だけ火照ってしまう」「足元が冷える」
と感じるのは、
室温が高くても表面温度に差があるからです。
この2つの温度が適切に保たれることで、
心地よく感じる住まいにつながります。
(断熱性能の良い家では過ごしやすさが全然違いますので、
ぜひモデルハウスで体感していただきたいポイントです!)
さらに、容量が小さいエアコンを
少しの力で稼働させるだけで、
玄関に足を踏み入れた瞬間から
暖かさを感じられるのは嬉しいですよね。
Tさま邸でも、エアコンは1台・2台ともに6帖用という、
容量の小さいものを設置しています。
電気代は月平均で約8,000円弱とのことです。
(太陽光パネル6.75kW搭載、ガス併用)
後から改善するのが難しいの断熱性能。
靴下を履かずに元気に動き回っているWくんを見て、
こういったお家がご提案出来て良かったなと、思いました
***
さて、4回に渡りご紹介してきましたT様邸。
訪問時はつい長居してしまいましたが、
久しぶりにお会いして、打合せ当時のお話もでき
家づくり途中も、住み始めてからも
家と暮らしを大切にされているのが伝わってきました。
Tさま、ご協力いただきありがとうございました☺
■前回までの『オーナーTさま宅を訪問しました。』の記事はこちら
谷口